MAGAZINE  |  Magazine

【GRIMOIRE渋谷店】 -1970’s Dress Fair開催-

【GRIMOIRE渋谷店】 -1970’s Dress Fair開催-

明日より、GRIMOIRE渋谷店にて【1970’s Vintage Dress Fair】を開催致します。

GRIMOIREでも大変人気の1970年代のアイテム。
いつもは商品紹介中心にお届けしておりますが、本日は、1970年台の歴史的背景から見るファッションについて、皆様にお届け致します。

1970年代って、どんな時代?

ファッションにおいて70年代モードは、”新しい生き方”をする女性にふさわしい服を様々なバリエーションで提案し、女性自身も色々なスタイルのなかから、自分らしい服を選び取って着るようになりました。ファッションがより自由で、ひとりひとりの個性を発揮できるものになった時代とも言えます。

 

70年代の代表的ファッション

『ヒッピー・ファッション』
ヒッピーとは、1960年代後半にアメリカで登場し、70年代には世界中に存在した、文明社会に不満を持ち、文明が誕生する以前の自然との共同生活を目的として、旅をしながら生活をしていた人々のことをさします。花柄や綿・麻素材など、自然のものやそのモチーフを取り入れた彼らのファッションはのちにモード産業にも注目され、全世界に広まっていきました。

 

1.フォークロア・ルック
主にヒッピー達に好まれた、民族衣装風ファッションです。手本とされた民族衣装はヨーロッパだけでなく、民族の残っているアフリカやアジアの国にも求められました。ヒッピーをはじめとする当時の若者達は、まだ多くの地域で人々の着ている手作りの服が西欧の画一的な服よりもはるかに美しく、自然に生きる人間に適した衣服であることに気がついたのです。GRIMOIREでもなじみ深いチロリアンワンピースや、インド綿ワンピースなどのエスニックアイテムもそのうちのひとつです。

2. GUNNE SAX
GRIMOIREでも大人気の70’sを代表とするブランド、ガニーサックスのワンピースもこのヒッピーファッションのうちのひとつです。1967年サンフランシスコで生まれたGUNNE SAXは、デザイナーであるジェシカ・マクリントックが、戦時中の女性達が貧しい中でも麻袋を縫ってドレスを作っていたという逸話に感銘を受け”麻袋”の英訳である”gunny sack”から名前をとったと言われています。

『ユニセックス・スタイル』
当時の若い女性達が「伝統的な女らしさ」に反発し、男女平等の思想を示すために、女性は男性パワーのシンボルであるパンツを女性の体型にあったカジュアルパンツやブルージーンズで取り入れました。また、60年代に登場したミニスカートは女性らしさをアピールしているとフェミニストたちの間で批判の的になり、ロングスカートが再び多くの若者たちの間で流行しました。

70’sパンツは“ベルボトム”とよばれる、ハイウエストに裾がベルのように広がったデザインが男女問わず流行しました。

 

 

さて、ここからは70’sフェア入荷アイテムより、新入荷アイテムの本の一部をご紹介致します。

 

いかがでしたか?
1970年代はそれまでの、デザイナーたちが作り出したモードに多くの人々が夢中になった時代とは違い、若者達が自分らしく生きることを主張し、その想いによってモードが作り出された時代です。そのため今回紹介したフォークロア・ルックや、エスニック・スタイル、ユニセックス・スタイルだけでなく、他にも様々なスタイルが登場しました。

みなさんも今回の1970’s フェアを通して自分の好きな1970’sスタイルを見つけ、自分らしいヴィンテージファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

お客様に合うスタイル等をスタッフがご提案させていただきます。
是非店頭にてご来店お待ちしております。

【開催店舗】
GRIMOIRE渋谷店
東京都渋谷区神南1-17-3 神南サンビル2F